KIBIHA

幾夏のさぶあかうんと

E-house

昨日の延長をやってる間に今日がきてしまった。何をしたでもないのに「犬は吠えるがキャラバンは進む」のアルバムが、もう最後のローラースケートパークまで進んでいる。
地上の夜が終わって、カウボーイ疾走の朝がきた、そういう慌ただしさに天花粉で横槍を差そう。
とてもいい匂いだ。

向日葵はゆれるまま、紫陽花の風景も梅雨が過ぎれば飛ばされていってしまう。
もうすぐ初夏がはじまる。苺を模したイヤリングはいつの間にか売り切れて、いつか海辺で失くしたフラミンゴのそれに代わる。

今年の夏はどうしているだろうか、そのことばかりが頭をよぎって仕方がない。
線香花火をすることはあるのか、今度こそ祭りの魔法に酔えるだろうか、天使たちのシーンを目撃できるだろうか、さまざまなウリ科の果物をいったい誰と食べているのだろうか、夏のfloraってなんなんだ。

考えてもしかたないような、自分次第な未来のことばかり。残り少ない18にあとどれだけ経験を凝縮できるか躍起になっている。誰かに鼓舞してほしくなる。考えることはやめにして、「暗闇から手を伸ばせ!」と。


小沢健二のファーストアルバム「犬は吠えるがキャラバンは進む」収録の7つの曲名を組んでみました。)
犬は吠えるがキャラバンは進む - Wikipedia