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KIBIHA

つづしつづらんつづらおり

考えすぎてるだけであってほしい


現状を見つめるため・また脳内を整理するためにごく個人的なことを書こうと思う。

この夏休み中ずっと気にかかることがあった。
勉強が思い通りに進まなかったこともそうだけど、家族についての悩みがあった。

自分の家は共働きで、今小学5年生の妹がいる。その妹が自分としてはとても不安な状況にある。
妹は去年まで学童保育に行っていたけど、スタッフの人が外で遊ばせてくれなかったり、そこに来ている子供が意地悪だったりしたので、今年から退所して学校が終わると家に帰ってくることになった。家で何をしているのかということだけど、ここが一番心配しているところで、自分が家に帰ってくると、だいたいタブレットで動画を見ているか、ゲームをしているか、テレビを見ているか、ソファで寝そべっているかのどれかだ。宿題をちゃんとしていることだけが救いだけど、それらの遊びは全て受動的だし、目を酷使することばかりだし(視力も落ちている)、自分で考えて遊ぶという要素が圧倒的に欠けていると思う。ほんのときたま絵を描いていると、とてもほっとするけど、次に見るとだいたいまた電子機器を触っている。

そんな状況は前からあったけど、認めたくなかったし、ずっと目を逸らしてきた。実際自分は、今年の春までは忙しくて休日の昼にほとんど家に居なかったから、その問題を直接目の当たりにする機会はなかった。それを口実にして見なかったことにしていた部分もあった。でも今年の長い夏休みは、親に居てやってと言われて、同じ空間で過ごすことが多かったから、実態がはっきりとわかった。そして現実を直視せざるを得なくなった。

もうひとつの気がかりは、両親がこの問題についてあまりきちんと考えていないように思えることだ。
いくら姉である自分が過ごし方について口出ししようと、それらは妹にとってはすべて小言で、「他人の勝手でしょ?」というひとことで片付けられてしまうし、そのことでまた心の狭い自分は腹を立てて最後は怒鳴り合いの喧嘩になる。親が言わないとやっぱり聞き入れないものだ。

しかし父親は休日も100%妹のために動いてやるという日はもはやなく、だいたい自分の行く買い物や仕事場に付いて来させるだけだ。父親の言い分は「もう小学5年生なんだから一緒に公園で遊んだりする齢でもない。こうやって一緒に過ごしているんだからいいだろう」だそうだ。しかし楽しかったかと聞くと、妹はだいたい「別に」とか「普通」と答えるし、「早く学校に行きたい。休みの日は暇」と言っていて、妹が満足しているようには思えない。本当に、妹のためだけに、一日でもいいから、妹がそう思えるように、動いてあげてほしい。妹は母親より父親に懐いているし、父親にしても、もうすぐ反抗期が来れば一緒に過ごすこともなくなるかもしれないし、その役目は父親にしかできないことだと思う。

母親にしても、仕事から帰ってくると、妹ではなく自分に仕事の話をして、妹が何か言っても無視することもある。母親は「あんたを育てていた頃とは状況も違うから、この子にはそんなに尽くしてやれない」と言う。たとえば、自分は妹と同じ年齢の時、習い事を3つくらいさせてもらったり、夏休みの計画を一緒に考えてもらったりしたこともあった。でも妹は今まで何も習い事をしていないし、したいと言い出したこともあったけど、時間が合わず流れた。状況が解決しない理由はこれだ。両親が今とても忙しい時期で、おまけに両親同士の仲も悪いこと。

両親を批判するのは簡単だが、けっきょく自分の妹への接し方にも問題がある。
帰ってきて、妹がゲームをしているのを見るとすぐに嫌味を言ってしまうことや、気まぐれでかっとなって、妹に八つ当たりしてしまうことも多々ある。そういうことが妹の人格形成に悪影響を与えていそうでいつも怖い。昔はもっときれいな瞳をしていた気がする。身内の贔屓目を抜きにしても、顔立ちの可愛い子だし、まっすぐ育てば、きっともっと可愛くなったのに、とつい思う。そういう風に「可哀想な子」という見方をしてしまうところもまた駄目なんだろう。

同時に、ただでさえ自分自身のことでいつも悩んでいるのに、どうして家族のことでこんなにも悩まなくてはいけないのだろうとも思う。両親の仲も気がかりの種としてずっとある。まわりの人たちは、家族の全面的なサポートを得て、本人は進路のことでだけ悩んでいられる状況を許されているように見える。もっとも、これは外からそう見えるだけかもしれないけれど。

自分の理想の子供像を押し付けすぎている部分もあるし、一人の人間として妹のやりたいようにしているのだから、もしかしたら口を出し過ぎなだけかもしれない。むしろいくらか良い。でもその過ごし方を、選択しているのではなく、仕方なく他にやることがないだけだとしたら。それは、遊び方を知らないということだと思う。つまり親や姉である自分が十分に教えてこなかったということだ。これは本当にその通りだ。じゃあ今からどうすればいいのだろう。

すでにこの夏休みを何ら改善しないままに過ごさせてしまったことに悔恨が残る。時間がないからお菓子を作ったりどこかへ行ったりはできなかっただろう。何もしないのに比べれば、パズルやドリルをプレゼントして他の過ごし方を提案するだけでも、少しはましだと思うので、とりあえず今からやってみよう。